WeWorkとは?ビジネスネットワークとイノベーションが創れる新時代オフィス
最近、都内のオフィス市場を騒がせているのが、WeWork(ウィーワーク)と言うオフィスです。
あのソフトバンクグループが出資をし、数多くの東証1部上場企業も入居していることからも注目されています。
WeWorkとは、一体どんなオフィスなんでしょうか。普通のオフィスとは何が違うのでしょうか?
この記事でじっくり解説します!
WeWorkとは、オフィスを超えたオフィスである
WeWorkは、オフィスでもあり、コワーキングスペースでもあります。
すなわち、ただの働く場所ではなく、WeWorkという場に集まった様々な人々がコラボレーションし、新しい価値やイノベーションを創造していく場です。
当初はアメリカで始まったWeWorkですが、そのオフィスのあまりの先進さに今では世界18カ国以上の国にオフィスを展開しています。
メリット① リアルなビジネス版ソーシャルネットワーク
WeWorkに入る最も大きなメリットと言えるのが、WeWorkというコミュニティに参加できることです。
WeWorkというオフィスその場にいる人たちとコミニケーションできるのはもちろんですが、WeWorkに入居すると専用アプリを使うことができるのがポイント。
このアプリを使うことで、WeWorkに入居している様々な方のプロフィールや投稿を閲覧し、メッセージを送り合ってコミュニケーションすることが可能です。あなたの求めている人材が見つかるかもしれませんし、あなたの悩みや疑問を解決してくれる人が見つかるかもしれません。
WeWorkの料金は高いといわれることがありますが、このコミュニティに参加するためのチケットを持つ投資と考えれば、安いものかもしれません。
コーヒーとビールが飲み放題
WeWorkでは、オフィス内でコーヒーとビールが飲み放題になっています。場所によっては紅茶や日本茶なども。
お酒を飲んでいると、話が弾んで思わぬアイデアが生まれたり、今までなかったビジネスが発展するかもしれませんね。
銘柄はオフィスの場所によって異なりますが、ヒューガルデンというベルギービールが用意されていることが多いです。
と、気軽にビジネス相手を誘うこともできそうですね。
ガラス張りのオフィス
WeWorkのオフィス内は、基本的にガラス張りになっています。
壁に閉ざされた閉鎖的な空間ではなく、ガラス張りの透明感と開放感あふれるオフィスになっていて、コミュニケーションを活発にしコラボレーションしやすくなっています。
こうしたオープンな価値観に共感できるメンバーのみが入居していることも、ポイントの一つです。
コミュニティマネージャーの紹介
WeWorkのそれぞれのオフィスには、コミュニティマネージャーと言う方々が常駐しています。
コミュニティマネージャーは、WeWork入居者をつなぐ役割を担っています。あなたが入居した後、コミュニティマネージャーに話しかければ、求めている適切な人材を紹介してくれたりするのです。
また、WeWork内にあるデジタルサイネージに、入居する企業や個人の紹介が流れていたりします。こうやって、WeWorkメンバーの交流ができるように設計されています。
メリット② 実は安い料金体系
WeWorkは、よく「起業家向けのオフィス」と紹介されることがあります。
このような開放的なオフィスに集まってくる人は起業家が多いというのが理由の1つですが、料金体系にも理由があります。
WeWorkは、起業家が借りやすくなっているのです。
例えば日本国内で普通のオフィスを賃貸で借りようとすると、数ヶ月分の保証金を積む必要があります。オフィスを借りても、オフィス用品などを自前で用意する必要がありますし、光熱費も別会計です。退去時には原状回復費用もかかり、これだけのお金を用意するのは大変です。
一方で、WeWorkのオフィスには机や椅子、インターネット環境など、オフィスに必要なものが一通り揃っているため、これらの設備を購入する必要がありません。もちろん、電気料金など光熱費はWeWorkの利用料金に含まれています。オフィスの解約も1ヶ月前でOKと、とにかく自由度が高いのです。
メリット③ WeWorkに入居しているというブランドと信用力
WeWorkに入居しているということが、信用力を高めることがあります。
WeWorkのオフィスは世界中に存在していて、最近ますます知名度を高めています。やはりWeWork = 先進的と言うイメージがあるため、WeWorkに入居している人はそれだけで「スゴい!」と思われることがあります。
メリット④ 世界中のWeWorkを利用可能
WeWorkのメンバーになっていると、世界中にあるWeWorkのオフィスを利用することができます。
WeWorkのオフィスは今では世界に200以上。あなたが世界のどこかのWeWorkに行っても、20万人以上いるWeWorkメンバーが迎えてくれます。私の友人がシンガポールのWeWorkに行ったところ、「見知らぬシンガポールのWeWorkメンバーが快く迎えてくれて、楽しく話ができた」と言っていました。
メリット⑤ もちろん、仕事もやりやすい
WeWorkは自分の仕事をする場所としても最適です。
オフィス内には、当然ながら高速インターネット回線やプリンタ・スキャナなどが完備されています。
そしてWeWorkは所在地も一等地です。東京では京橋、銀座、池袋、六本木、東京駅など、非常に便利でビジネスの中心となる場所にWeWorkがあります。